よく聞かれる使っている画材
似顔絵を現場で描いていると、お客さんからどんな画材を使っているんですか?とか、同じ画材を使ったら上手く描けるかなーって結構な頻度で聞かれます。
まれに同業者からも、コメントで画材を聞かれたりするのでアウトプットも兼ねて紹介します。
下書きに使っているペン
上の絵では左上にある、赤いシャーペンです
細さは0.5
正式名称は
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ 0.7
よくなんで赤を使うんですかって聞かれるんですが、理由はまずかっこいいからです。黒より赤で下書きしたほうがなんとなくプロっぽくて、気分上がるじゃないですか。これって実は大事なことで絵を描く上で気分良く描くことって一番大事なことなので、僕は気分の上がらない画材は使いません。
あと実用的な理由として
・赤は消し残しなどが多少あっても汚れに見えにくい
・パソコンに取り込む際に赤だけ消せる機能があるので、下書きを消す工程をスキップできる
とかですね、あとなぜか黒シャーペンに比べて手でこすっても汚れになりにくいんです。
なぜかは分かりませんが笑
ペン入れは筆ペン
これも結構驚かれるんですが、ペン入れは真ん中の筆ペンを使っています。
正式名称は
呉竹 くれ竹筆ぺん 軟筆 かぶら 33号
ここにたどり着くまで、たっっっっっくさんのペンを試しました!なので本当はあんまり教えたくない画材です。だってやっと見つけた至高のペンなんだもん。
でも、このペンが売れなくなって販売中止になると困るのでみなさん買って下さい笑
なぜこの筆ペンがいいのかって話ですがそもそもまず、筆ペンを使う意味ですが、これは1本のペンで強弱は簡単につけられるからです。筆ペンて強く押して書けば太い線、逆に弱く書けば細い線が引けるので、時間勝負の似顔絵師にとっては最適なペンなんです。
そしてその中でもこのくれ竹筆ペンは原材料が「顔料」なので、僕が色塗りに使っているコピックと相性抜群なんです(コピックについては後日紹介します)
逆に水彩絵の具なんかで色を塗ると、混ざって最悪なことになるので、気をつけましょう。
消しゴムは練り消し
最後に一番驚かれるのが、この練り消しです。画面右下のやつ
正式名所は
文房堂 ネリゴム ARTIST CLEANER
そもそも絵のことを勉強したことがない人にとって、練り消しといえば、匂いのついたよく伸びるけど、全然消えないってイメージだと思うのですが、デッサンなどで使われる練り消しはめちゃくちゃよく消えるます。固形の消しゴム程は消えませんが
ではなぜわざわざネリケシをつかうのか、それは
・消しカスがでないから
・紙を傷めずづらいから
です。練り消しってどんなにけしても消しカスってでないんですよ、これってすごいことですよね、意外と知られていなくてこの話をするとみなさん100% へぇーってなります。
現場で消しカスがたくさんでると掃除大変なのでこれが必須なんです。
さらに、固形より消えない分、紙へも優しいので誤って紙をビリーなんてことを極力少なくしてくれます。
あと、実は練り消しってすごいたくさん種類があるんですが、僕は硬めのこの練り消しがすきです。ちょっと高いけど全然気にならないくらい使い心地がいいです。
まとめ
どの画材も結構こだわって最適なものを選んで使っています。
でも、一番は自分にしっくり来て気分が上がるかだと思います。
新しい画材ってワクワクしてちょっと気分上がるので、みなさんも絵を描く以外でも全然いいと思うので、たまには文具店覗いてお気に入りの文房具を探してみてください。
似顔絵師かっちゃん(東本一哉)
福井県福井市で活動するプロの似顔絵師
可愛く、かっこよくをもっとうに
あまり誇張しすぎない似顔絵を心がけています。
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